息子が中学総体四国大会( at松山)から帰ってきた。中一100メートル走、個人記録は伸びたものの10位。おしくも決勝進出ならず。
「だってなー、優勝した子の記録、 11秒半で!めっちゃ速いっちゅうねん。あんなん二年生と走っても5位入賞する、ちゅうねん。」
1位になった子はダントツ速く、2位以下10位までは0.1秒差ぐらいで団子状態だったとか。トップはお前より1秒近く速いんか。ゴール地点で約10メートル差か。わはは、そらちょっとかなわんわな。
「みんなでか過ぎ。体つきヤバイで、あれ。僕が一番ちっこいがなー。」
そんでも四県代表 16人中10位やったんやから、「まずまず良し」とせぇ。100メートルって陸上競技の花形やんか。お勉強で言えば、数学や英語の共通テストで四国で10番の成績って、ナカナカ取れんでー。…つうか、お前、他の県やったら県予選で3位入賞しとったかも知れんやん?(息子は香川県大会で4位。)
「お、そりゃそやの!ほんまやー。」
だってお前、スパイク履き始めてたった 2ヶ月半の超初心者やん。そこまで行けたら上出来じゃ。顧問の先生も、親も、お前自身すら県代表で四国大会に出場できるとは思ってなかったやろ?
「だはは、そやそやー。そやったわ。先生に聞いたらな、 100メートルで四国大会に出てきた奴、僕以外みんな小学校の頃から陸上やってたらしいわ。僕もまた、ぽちぽちがんばるわー。」
うんうん、それでええ。少しでも上のステージを垣間見ることができると、「上には上がおる。」ということを実感できる。そこで「おーっし、もういっちょ、がんばろー。」とモチベーションを上げることができる奴と、「こらあかん。かなうワケないわ。」と諦めちゃう奴と、分かれ目なんよね。たとえ敗れたとしても、京に上がって吉岡道場に挑戦した男と、そこいらへんだけでチヤホヤされてる田舎兵法で満足してる「井の中の蛙」とには大きな差があるんよね。
父ちゃんも数年前、独学我流の剣さばきで大阪の道場(特訓セミナー)の門を叩き基礎訓練やり直して、そっからまた武者修行に出て数々の使い手・剛の者と巡り会い、痛い目に会いながら教えを請うて、下克上極まりないネット商人の世界で、今もなんとか生き延びとるぞ。( ^^;)僕には天下一なんかになる野望など毛頭なく、自分の分を知り、小さくとも居心地の良い所領を守り、シタタカに生き延びるんじゃ!優勝できんでも、自分の記録を少しでも良くするように鍛えるがいい。
父ちゃんはまだまだがんばるけんな。お前も(部活だけじゃなく、他にもイロイロ)がんばれよー。
「宿舎な、道後温泉でな、 Oさんと同じ部屋やったんで。あせったー。」
Oさんというのは、ハードルで全国大会優勝も狙えるほどの香川県中学陸上界のスーパースターらしい。「君は何やってんの?」「あ、100メートルっす。」「一年生?」「はいっ!」「ほな四国大会、初めてやんか。がんばりやー。」みたいな会話を交わしたとか。息子はOさんと面識ができて喜んどる。
そーかそーか、こんな機会でもなければ(他の中学やし)話することなんてないからな。そりゃよかったのー。「凄いヒト」と「直接会う」とホンマに刺激になるからなぁ。 |